国立社会保障・人口問題研究所から、「令和4年度 社会保障費用統計」が公表されました(令和6年7月30日公表)。令和4年度(2022年度)における集計結果のポイントは次のとおりです。
●社会保障給付費(ILO基準)の総額は、137兆8,337億円。
前年度と比べ9,189億円(0.7%)の減少。
●1人当たりの社会保障給付費は、110万3,100円。
前年度と比べ2,400円(0.2%)の減少。
●部門別社会保障給付費の項目
「医療」48兆7,511億円、「年金」55兆7,908億円、「福祉その他」33兆2,918億円。
前年度からの増減額は、「医療」1兆3,306億円(2.8%)の増加、「年金」244億円(0.04%)の減少、「福祉その他」2兆2,251億円(6.3%)の減少。
社会保障給付費は、令和2、3年度に増加した新型コロナ対策関係費が減少に転じ、前年度から減少したとされています。社会保障給付費は過去2番目に高い水準となっていますが、前年度に比べて減少したのは統計以来初めてということで、報道などで話題になっています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<「令和4年度社会保障費用統計」を公表しました>
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