「雇用保険法施行規則の一部を改正する省令案」について、令和6年6月7日から、パブリックコメントによる意見募集が開始されました。
派遣労働者の同一労働同一賃金を労使協定に基づき実施する労使協定方式について、令和6年度に適用される一般労働者の賃金水準に係る職業安定局長通達の一部に誤りがあり、その訂正が行われましたが、訂正があった一般賃金水準を使用していた派遣元事業主においては、労使協定を再締結する、現行協定と新協定との差を補うなど、通常では生じない作業を行うことを余儀なくされます。
そこで、そうした対応を行う派遣元事業主への支援策について検討が行われてきましたが、それが、この改正省令案に規定されています。
この改正省令案では、その支援策を雇用保険二事業として実施することになっていますが、疑問を感じる方もいるかもしれませんね。
詳しくは、こちらをご覧ください。
意見募集の期間は、通常よりも短く、令和6年6月19日が締め切りとなっています。
<雇用保険法施行規則の一部を改正する省令案に関する御意見の募集について>
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495240050&Mode=0