令和6年の春闘について、連合(日本労働組合総連合会)から、「第5回回答集計」が公表されました(令和6年5月8日公表)。
これによると、平均賃金方式で回答を引き出した3,733組合の定昇相当込み賃上げの加重平均は、15,616円・5.17%(昨年同時期比4,693円増・1.50ポイント増)となりました。
第1回回答集計(16,469円・5.28%)、第2回回答集計(16,379円・5.25%)、第3回回答集計(16,037円・5.24%)、第4回回答集計(15,787円・5.20%)、そして今回の第5回回答集計と、回答企業が増えるたびに、額・率ともに徐々に減少していますが、高い水準を維持しています。
また、組合員300人未満の中小組合2,480組合の加重平均は、11,889円・4.66%(同3,561円増・1.31ポイント増)となり、前回第4回回答集計結果(12,170円・4.75%)を少し下回ったものの、こちらも高い水準を維持しています。
いずれも、この時点の結果としては、比較可能な平成25年(2013年)の春闘以降、額・率とも最も高い状況だということです。
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<「第5回回答集計」を掲載しました(2024春闘)/プレスリリース・総括表>
https://www.jtuc-rengo.or.jp/activity/roudou/shuntou/2024/yokyu_kaito/kaito/press_no5.pdf?8055