厚生労働省から、「令和5年度化学物質管理に係る専門家検討会」の報告書が公表されました(令和6年1月31日公表)。
この報告書は、令和4年5月に公布された、労働安全衛生法による新たな化学物質規制などを円滑に施行するため、技術的な事項を専門家が検討した結果をとりまとめたものです。
労働安全衛生法の規則において、リスクアセスメント対象物に労働者がばく露される程度を厚生労働大臣が定める基準以下としなければならないことが規定されたことを踏まえ、この報告書では、物質ごとのばく露濃度の基準値(濃度基準値)とその基準値を満たしていることを確認するための測定精度の担保の仕組みなどが整理されています。
同省は、この報告書で提言された事項を法令などに盛り込み、化学物質による労働者の健康障害防止対策をより一層充実していくこととしています。
必要であれば、こちらをご確認ください。
<「令和5年度化学物質管理に係る専門家検討会」の報告書を公表します>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37528.html