令和5年12月13日、55日間の会期を終え、第212回臨時国会が閉会しました。
会期末に当たり、岸田総理が記者会見を開き、所感を述べました。
冒頭発言、その後の質疑応答の大半は、政治不信を招いている政治とカネをめぐる問題の話題でした。
政策の内容に関するコメントを拾ってみると、次のとおりです。
●物価高から国民生活を守り、物価上昇を上回る賃上げ、これを必ず達成しなければならない。そのために政府の総力を挙げて政策を実行していく。
●来週には、拡充する支援策の詳細などを盛り込んだ、こども未来戦略を正式決定する。
●引き続きこれらの取組の実行に全力を挙げるとともに、少子化問題やデジタル行財政改革を含めて、人口減少社会への対応という長期戦略を視野に入れ、日本社会の持続可能性を維持するための大きな課題に挑戦していく。
冒頭発言の最後に、「国民の信頼なくして政治の安定はありません。・・・中略・・・国民の信頼回復のために火の玉となって自民党の先頭に立ち、取り組んでまいります。」と決意を述べていますが、その道のりは厳しいものとなりそうですね。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<第212回国会の会期末における首相会見>
https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/statement/2023/1213kaiken.html