厚生労働省から、令和5年12月11日に開催された「第235回 社会保障審議会介護給付費分科会」の資料が公表されました。
今回の分科会において、「令和6年度介護報酬改定に関する審議報告(案)」が提示されています。
これは、令和6年度の介護報酬改定の基本的な方向性をまとめたものです。
人口構造や社会経済状況の変化を踏まえ、「地域包括ケアシステムの深化・推進」、「自立支援・重度化防止に向けた対応」、「良質な介護サービスの効率的な提供に向けた働きやすい職場づくり」、「制度の安定性・持続可能性の確保」を基本的な視点として、介護報酬改定の方向性が示されています。
たとえば、「良質な介護サービスの効率的な提供に向けた働きやすい職場づくり」としては、介護人材不足の中で、更なる介護サービスの質の向上を図るため、処遇改善や生産性向上による職場環境の改善に向けた先進的な取組を推進することとされています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<第235回 社会保障審議会介護給付費分科会/資料>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36781.html