厚生労働省から、令和5年10月24日に開催された「第8回 社会保障審議会年金部会」の資料が公表されました。今回の議事は、「高齢期と年金制度の関わり」でした。具体的には、「在職老齢年金制度」、「基礎年金の拠出期間延長」、「マクロ経済スライドの調整期間の一致」、「年金生活者支援給付金」について、見直しに向けた議論が進められました。
報道などでは、「在職老齢年金制度(現在、「賃金+老齢厚生年金」が48万円を超える場合には、超える額の2分の1相当の老齢厚生年金の支給を停止)」と「基礎年金の拠出期間(現在の拠出期間は、原則として20歳~60歳)」が話題になっています。
これらを見直す改革が行われるのか、今後の動向に注目です。詳しくは、こちらをご覧ください。
<第8回 社会保障審議会年金部会/資料>
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/nenkin_230921_00005.html
※資料2(高齢期における年金制度)は、一度目を通しておくとよいかもしれません。