厚生労働省から、令和5年8月24日に開催された「第166回 社会保障審議会医療保険部会」の資料が公表されました。
今回の議題に、「マイナンバーカードと健康保険証の一体化について」が含まれており、それに関する資料の内容が話題になっています。
特に注目を集めているのは、保険資格データが未登録である医療保険加入者の数です(未登録の場合、いわゆるマイナ保険証は使えません)。
本年8月段階で、被用者保険及び国保組合の全保険者でみると、計約77万人が、保険資格データが未登録だということです。
今後の対応としては、全保険者に対し、速やかに次のような取組みを行うよう要請するということです。
●マイナ保険証を利用する国民目線に立って、速やかに対応するため、来月から順次、未登録者に向けて、データが未登録であることをお知らせし、11月末までを目途に、未登録者からマイナンバー等を提出いただき登録作業を行う。
そのほか、今回公表された資料には、保険証の廃止に伴う削減コスト(ごく粗い試算)なども掲載されています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<第166回 社会保障審議会医療保険部会(ペーパーレス)/資料>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34838.html