国土交通省では、建設技能者の処遇改善のために社会保険加入促進に取り組んでおり、令和2年度からは社会保険の加入が建設業許可の要件となりました。
しかし、社会保険の加入を逃れるために、本来雇用されるべき技能者を、社会保険の適用除外である一人親方とする規制逃れの進行が懸念されています。
これらを踏まえて、規制逃れを目的とした一人親方に関する取組を周知するために、この夏に全国5都市で一人親方の適正な働き方に関する説明会が開催され、関東地方、中部地方の会場では満員となるなど、各会場で多くの方が参加したということです。
この秋には、残りの5都市(北陸地方整備局、近畿地方整備局、東北地方整備局、中国地方整備局、九州地方整備局)でも開催するということで、その案内がありました。
参加費は無料で、参加対象者は、建設業の一人親方、建設事業者、建設業に関連する団体職員等とされています(建設技能者だけでなく事務職の方にも参加を呼びかけています)。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<一人親方が安心して働ける環境整備への第1歩 ~全国5都市で一人親方の適正な働き方に関する説明会(秋)を開催~(国交省)>
https://www.mlit.go.jp/report/press/tochi_fudousan_kensetsugyo14_hh_000001_00164.html