全国社会保険労務士会連合会は、令和5年6月30日、令和5年度通常総会を開催し、前日に実施された会長選挙において3期目の再選を果たした東京都社会保険労務士会推薦の大野実氏が会長に就任しました。
大野会長は、次のような所信を表明しました。
1.社労士業務の新たな展開と経済的基盤の拡大にむけて
① 「第9次社労士法改正」を本年度中に成就すべく対応を一層強化する
② 手続業務の信頼性の担保および手続業務の付加価値向上のために、SRPⅡや賠償保険等への加入促進をすすめる
③ 経営・労務管理分野での労務診断・労務監査等の更なる推進、ビジネスと人権等の視点からの取り組みなど新たな業務領域確保と拡大に挑戦する など
2.新たな時代に期待される「社労士ブランド」の構築にむけて
① 社会のグローバル化が進展するなかでILO・ISSAなど国際機関との関係について更に強化を図り社労士の活動領域の拡大を図る
② 社労士総研組織の更なる活性化および「社労士白書」の充実とともに政策提言や学術的な研究を継続的かつタイムリーに発信できる体制を強化する など
3.社労士制度を支える組織機能・基盤などの未来への足掛かりの強化
① 連合会と各都道府県会との共通基盤システムの開発に着手し、会員情報・研修や広報のコンテンツ等の提供について「連携」、「共有」、「一元化」という視点から再整備し、相互の業務の効率化・負担軽減化を実現する
② 次世代を担う社労士が参加・活躍できる組織体制や委員会・プロジェクト等の機能や選任方法などを再考する など
詳しくは、こちらをご覧ください。
<大野実氏が会長選挙で3期目の再選を果たす!>
https://www.shakaihokenroumushi.jp/Portals/0/doc/nsec/kouhou/2023/20230630_%E4%BC%9A%E9%95%B7%EF%BC%88R5%E5%B9%B4%EF%BC%89.pdf