日本労働組合総連合会(連合)と全国社会保険労務士会連合会(社労士会)は、令和5年5月29日、意見交換会を実施しました。連合は、医師や自動車運転者などの時間外労働の上限規制の適用(2024年4月施行)に向けて現場の労使の取り組みが重要であるとし、労働時間管理をはじめ長時間労働の是正が着実に進むよう、連携の強化を要請したということです。
また、国際的にもM&Aが進む中で、再編前後の労働者の理解を得ることの重要性を浸透させる取り組みの推進などを要望したということです。社労士会は、コロナ禍による働き方や働く意識の大きな変化を踏まえたメンタルヘルス対策などのきめ細かいケアの必要性や、人手不足が深刻化する中にあって医師や自動車運転者の長時間労働の是正に向けた構造的な問題への対応、「ビジネスと人権」の中小・零細企業を含めた取り組みなどについて、連携を強化していきたい旨の発言があったということです。
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<全国社会保険労務士会連合会との意見交換会を実施>
https://www.jtuc-rengo.or.jp/news/news_detail.php?id=1991