厚生労働省から、「労働政策審議会労働政策基本部会 報告書 ~変化する時代の多様な働き方に向けて~」が公表されました(令和5年4月26日公表)。
この報告書では、人材育成・リスキリング、人事制度、労働移動などについて、働き方の現状と課題が分析されています。
その上で、今後の労働政策の方向性が示されています。
たとえば、人事制度として、ジョブ型人事の動きが取り上げられていますが、その導入には、次のような配慮も必要となってくると提言しています。
① ポストに見合った人材を広く社内・社外から求める必要がある
② キャリアアップに伴う再教育支援の仕組みが不可欠
③ 労働者一人ひとりのキャリア志向に対応する必要がある
④ 職務以外の情報共有や組織貢献意欲を促す仕組みが不可欠 など
基本部会では、この報告の内容を踏まえ、労使において課題の共有がなされ、また、労働政策審議会の関係分科会や部会等においても、速やかに必要な施策を検討することを求めています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<労働政策審議会労働政策基本部会 報告書 ~変化する時代の多様な働き方に向けて~>